一日一日を大切に。
昨夜は不可解な出来事と寒さのせいであまりよく眠れなかったような気がする。この日は列車とバスを乗り継ぎ知床半島の先っちょまで行き、羅臼岳(標高1661m)に登った。この山は知床半島で最も高い山で、運が良ければ頂上からは国後島までもを見渡すことができる。登山の魅力はたくさんあるだろうが、少なくとも、頂上からの景色とそこまで登ったという達成感は何にも替えがたい。
事前にインターネットで調べておいたら、標準的な所要時間は休憩を除いて上り4時間、下り3時間の7時間らしかった。しかし、バスの本数が少ないのと、下山後に温泉に入りたいという理由から、休憩を含んで6時間半で往復する必要があった。無理をするとロクな事は無いので、4時間経っても頂上に着けなかった場合は引き返す事にしておいた。
9:30、登山届を記入して入山。知床半島といえばヒグマがたくさんいる事で有名。羅臼岳の登山道でも頻繁に出没するらしく、こんな看板も。
(クリックで拡大)
とにかく速いペースで登る必要があった。実は僕の友人も短距離専門の陸上部。以前にも白馬で登山をした事があるから、予定よりも早く頂上に着けるだろうと思っていた。途中途中に展望台のようなポイントがあって所要時間を確認すると、結構短縮できていた。中間地点では25分短縮できていたので、何とかなりそうだった。中間地点を過ぎると、雪渓に出た。僕らはピッケルを持っていかなかったので少々登りにくかった。

雪渓を抜けると、あと少しで頂上で、縦走する人なんかはここで寝泊りする。こんな高い場所までテントを持って登ってくるのだ。キタキツネも見かけた。ここから先が大変。ほとんどロッククライミングみたいになって両手両脚をフルに使わないと簡単に滑落してしまう。ここでは逆にピッケルが仇となってしまうようだった。
何とか1時間短縮する事ができて、頂上には12:30に到着。頂上はとにかく狭く、油断すると簡単に谷底に落ちてしまうという感じだった。残念ながら国後島を見る事はできなかったが、他の山々や雲海が見渡せ最高の気分だった。
(クリックで拡大)
時間が短縮できたので頂上には50分近くいた。不思議なもので、頂上で食べるとコンビニのおにぎりでさえ美味しく感じてしまう。頂上ではなぜか携帯が使えたので、ブログにも書き込んでおいた。さて、今度は下山。脚を動かせる速さには限度があり、時間短縮はあまり望めない。しかも、頂上付近は非常に危険だった。雪渓も滑ったり転んだりしないようにするので結構神経を使った。
15:50、登山口に戻ってきた。熊に遭遇しなくて良かった。下りは30分しか短縮できなかったが、温泉に入る時間はあった。ところが、そこで初めて、日帰り入浴は15時までという事を知った。仕方がないので最寄の駅(といってもバスで1時間以上)まで戻り、別の温泉に入る事にした。せっかく早く下山したのにバスはあと1時間後、と思っていたら運良く臨時バスがやってきた。おかげで1本早い列車に乗り継ぐ事ができた。
途中下車して、温泉に行く。場所がよくわからなかったので、庭先で草刈をしていたおばちゃんに聞いた。すると、「あぁ、この道をまっすぐいって次の交差点を左だよ」と教えてくれたのはよかったのだが、そのおばちゃんの指が指す方向は右だった。言葉と手、どっちが正しいのだろうか。僕らはおばちゃんの言葉よりも手を信じた。すると、その先には確かに温泉施設があるじゃないか。これから、言葉と動作が食い違っている人を見たら動作の方を信じる事にしよう。
帰りの列車には固定式のテーブルがついていた。スピードの遅い各駅停車で揺れが少なかったし、2時間以上乗っていたので、実験のレポートを終わらせる事ができた。今日の宿は釧路のビジネスホテル。明日の目的地は根室だ。
(旅行については日付を修正して書きます)
■7月23日(日)のザ・モール長町5号の運用
終日運休
事前にインターネットで調べておいたら、標準的な所要時間は休憩を除いて上り4時間、下り3時間の7時間らしかった。しかし、バスの本数が少ないのと、下山後に温泉に入りたいという理由から、休憩を含んで6時間半で往復する必要があった。無理をするとロクな事は無いので、4時間経っても頂上に着けなかった場合は引き返す事にしておいた。
9:30、登山届を記入して入山。知床半島といえばヒグマがたくさんいる事で有名。羅臼岳の登山道でも頻繁に出没するらしく、こんな看板も。
とにかく速いペースで登る必要があった。実は僕の友人も短距離専門の陸上部。以前にも白馬で登山をした事があるから、予定よりも早く頂上に着けるだろうと思っていた。途中途中に展望台のようなポイントがあって所要時間を確認すると、結構短縮できていた。中間地点では25分短縮できていたので、何とかなりそうだった。中間地点を過ぎると、雪渓に出た。僕らはピッケルを持っていかなかったので少々登りにくかった。
雪渓を抜けると、あと少しで頂上で、縦走する人なんかはここで寝泊りする。こんな高い場所までテントを持って登ってくるのだ。キタキツネも見かけた。ここから先が大変。ほとんどロッククライミングみたいになって両手両脚をフルに使わないと簡単に滑落してしまう。ここでは逆にピッケルが仇となってしまうようだった。
何とか1時間短縮する事ができて、頂上には12:30に到着。頂上はとにかく狭く、油断すると簡単に谷底に落ちてしまうという感じだった。残念ながら国後島を見る事はできなかったが、他の山々や雲海が見渡せ最高の気分だった。
時間が短縮できたので頂上には50分近くいた。不思議なもので、頂上で食べるとコンビニのおにぎりでさえ美味しく感じてしまう。頂上ではなぜか携帯が使えたので、ブログにも書き込んでおいた。さて、今度は下山。脚を動かせる速さには限度があり、時間短縮はあまり望めない。しかも、頂上付近は非常に危険だった。雪渓も滑ったり転んだりしないようにするので結構神経を使った。
15:50、登山口に戻ってきた。熊に遭遇しなくて良かった。下りは30分しか短縮できなかったが、温泉に入る時間はあった。ところが、そこで初めて、日帰り入浴は15時までという事を知った。仕方がないので最寄の駅(といってもバスで1時間以上)まで戻り、別の温泉に入る事にした。せっかく早く下山したのにバスはあと1時間後、と思っていたら運良く臨時バスがやってきた。おかげで1本早い列車に乗り継ぐ事ができた。
途中下車して、温泉に行く。場所がよくわからなかったので、庭先で草刈をしていたおばちゃんに聞いた。すると、「あぁ、この道をまっすぐいって次の交差点を左だよ」と教えてくれたのはよかったのだが、そのおばちゃんの指が指す方向は右だった。言葉と手、どっちが正しいのだろうか。僕らはおばちゃんの言葉よりも手を信じた。すると、その先には確かに温泉施設があるじゃないか。これから、言葉と動作が食い違っている人を見たら動作の方を信じる事にしよう。
帰りの列車には固定式のテーブルがついていた。スピードの遅い各駅停車で揺れが少なかったし、2時間以上乗っていたので、実験のレポートを終わらせる事ができた。今日の宿は釧路のビジネスホテル。明日の目的地は根室だ。
(旅行については日付を修正して書きます)
■7月23日(日)のザ・モール長町5号の運用
終日運休
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