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高知空港で前輪の出ていない全日空機が胴体着陸に成功したそうだ。上空で旋回している時からテレビ中継で見ていたが、素人目に見ても見事なテクニックだったんじゃないかと思う。パイロットその他の乗員の方、そして空港・消防関係者の方、「グッジョブ!」である。まだ詳細がわかっていないが、負傷者が出ていないことを祈るのみだ。旋回中は精神的にもつらかった事だろう。

最近、機体のトラブルが相次いでいるが、どのような分野においてもトラブルをゼロにする事は非常に難しい。大切な事は、何かが起こってもそれをカバーできる仕組みを備えておく事だ。このような考え方を、「フェイルセーフ」という。


フェイルセーフの例を挙げてみる。僕の詳しい分野で恐縮だが、「列車の連結器が外れた場合」を考えてみよう。連結器が外れて編成が分割した時、後半の車両は運転制御のできる先頭車両から分離した状態で走り続けたとしたらどうだろう、非常に危険である。だがこんな時に役立つ仕組みがきちんと備えてある。

車両の間には「ブレーキホース」というものがあって、空気圧の調整によって各車両のブレーキ力を調整している。連結器が外れると、このホースもちぎれる為、空気圧が急激に下がる。この事によって、「空気が抜けた」状況が作り出され、自動的にブレーキがかかるのだ。他にも、車掌が非常ブレーキをかけるなど、二重三重の対策がなされている事もある。


さて、今回の事故では、前輪が出なかったということだが、車輪を出す装置が故障した時の為に、航空機では車輪そのものの重みで車輪が出るようになっているらしい。しかし、今回は、格納部分のフタが開かなかったかロックがかかっていた為に、出すことができなかったものと見られている。

航空機の事故は非常に悲惨な状況を生み出すこともある。専門家ではないので、僕は力になる事はできないが、この先も、より安全な仕組みが開発されていく事を願っている。
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